書道教室に通うor 独学で勉強する
まず最初に書道教室に通う場合はいったい皆さんはどのようにして教室を探してるかなんですが、一番手取り早いのがネットで近隣に書道教室がないか検索するです。
ネットやGoogleマップで検索できる書道教室はネット使いこなせる若い世代の先生が多い傾向にあると思いますので気軽に始めたい方は一度Googleマップで検索して連絡をとってみて体験を申し込むことをおすすめします。
理由は、教室の雰囲気やどのような感じで教えてくれるのかが習いにいく上で重要だからです。
その他にも近隣の公民館に問い合わせてみる。
公民館は昔から地域の方の交流の場でもあるので、何かしら書道教室を開かれている場合が多いのでお子様が書道を習う場合などの時は学校から家に帰り自分で教室に行けるのでお子様に書道を習わせたいときなどにおすすめです。
作品展やS N S(Instagram)から自分が好みの字を探し先生を探す。
作品展は年に一回だいたいどこの県でも県展もしくは◯◯書道展などの名前で開催しています、例えば石川県だと現代美術展や石川の書などその展覧会には県内で活動されてる書家さんが多く出品されてるのでその展覧会に足を運び生で作品を鑑賞して心が躍る作品があればその先生のもとで学ぶのも良い方法だと思います。
書道用品を自分で選ぶ理由
書道セットを買うのもいいんですが道具を大切にするという意味も込めて決められたセットではなく自分で選ぶことをおすすめします。
道具の知識を得ることは上達の近道だと思いますので最初はちょっとイメージと違うなって事もあると思いますがその経験が今後書道をやっていく上で大切になってくるので実際にお店に行きモノを見て、触って自分の感覚を育てましょう。
書道の筆はどうやって選ぶのがいいのか?
筆の選び方ですが、書いた時の感覚が柔らかい筆、硬い筆があるんですが
この違いからご説明させて頂きます。硬い感覚は直線を書くときなどに安定性がでるので
直線から(とめ・はね・はらい)の多い楷書を書くときに向いています。楷書は現代でも一番実用的な字の形であり書道を習いにいくと一番最初に練習する書体ですのでここから始めるのが良いと思います。
硬い筆の毛とは?
筆の硬さは書いた時の感覚などで人それぞれになるんですが
これから書道をされる方におすすめしているのが馬毛の筆です。
馬毛の筆は動物自体が大きいと言うこともあり一頭の馬から沢山の毛が取れるので
お値段がお安いところもポイントです。最初の方は字を沢山書いて感覚を掴むことが上達の近道なので(書いて→洗って→干して)のルーティンを身につけましょう。
馬の筆の特徴
馬毛は白馬もあるんですが主に茶色の毛の筆で価格が1000円から2000円ぐらいの価格の筆が良いと思います。毛先の長さは長くなればなるほど柔らかい書心地になるので半紙で書かれる場合は穂丈5cmぐらい、穂径1.2cmぐらいの筆が使いやすいと思います。
慣れてきたらもうワンサイズ大きめの筆を使うことで筆圧を強めれば太く強い字に
毛先を使えば繊細で鋭い字を表現できるようになるので試してみてください。
逆に上手く書けないって方には短鋒の筆をおすすめします。
短鋒は、通常の筆より短い筆のことを言います
長は穂丈4cmぐらい穂径1cmぐらいの筆が良いと思います
何故短いと書きやすいのか
これは筆の毛の長さが短くなれば重心が低くなり安定性が増すからです。
安定性が増すことで直線がブレずに書ける事と毛のボリュームが少ないため小回りが効くので(とめ・はね・はらい)なども力まずに書けます。
バランス良く書きたい方は短峰の筆を一度使ってみてください。
逆に長鋒の筆にはどのようなメリットがあるのか?
長鋒の筆は短鋒の筆には無い柔らかさがあります。
柔らかさは草書や行書などの曲線が多く使われている字を書くときに能力を発揮します。
筆先から根元までの長さがあるので右に左に可動範囲が広がるので表現の幅も広がる一方安定性をもたすのが難しのでしっかり安定した線が書けて(とめ・はね・はらい)などが自然にできるようになってから使うことをおすすめします。
小筆はどの様な筆が良い?
小筆は名前を書くことが目的の場合と細字を書くことの二つの用途があるんですが
名前を書く場合は大筆同様 馬毛の小筆もしくはナイロンの筆などをおすすめします。
理由は多くの方が一度は経験する小筆を洗ってしまうと言うところにあります。
小筆は本来大筆と違って毛先しか墨をつけないので根元まで洗う必要がなく
洗ってしまうとノリ固めしてある部分が崩れてしまいバサバサになってしまうので
(書く→毛先を拭く→干す)の筆のお手入れの習慣を身につけるまでは馬毛の小筆で十分だと思います。ナイロン筆は馬毛のようにノリ固めしていなくても毛先がまとまるので水洗いしても大丈夫なのでこちらもおすすめです。
細字や実用書の小筆はどの様な筆が良いか?
小筆は毛先が重要なので、仮名文字や実用の書などを書かれる方はイタチ毛を使用した小筆を使ってみてください。イタチ毛は滑かな書心地と程よい弾力性があるので線が綺麗に書けるのでおすすめです。
その他にも写経用の筆があります。
写経用の筆でおすすめなのが唐筆と言われる中国で生産された筆です。
ベースとなる毛はウサギの毛を使用しているので書いた時の筆の感覚が硬いので写経を書かれる方は是非使ってみてください。Good your Wrife!
Wrife=ライフ とは? life(生活)とwrite(書く)を掛け合わせた造語になります。
書き初めは難しくネガティブな気持ちが生まれるかもしれないけど、続けることで精神的なスペースが内側に生まれ、受動的な思いは変化し普段の生活や行動がポジティブに切り替わるきっかけを作る。全人類が幸せで平和な世界になりますように Good your Wrife