神那堂(KANNADO)ワークショップについて

神那堂のワークショップってなんですか?

書道用品店が考える道具を使う楽しさを前面に押し出したワークショップです。これから書道を始めたい方や特に観光で金沢に来られる方などを対象としているので、筆と墨を使って金沢での思い出を作れる“雅”なコンテンツなれば良いなと思っております。

雅なコンテンツってなんですか?

最初に金沢の名前の由来をお話しさせて頂きます。

昔、山芋を掘って売っていた藤五郎という青年がおり、山で芋をほっていると、芋のひげに砂金がついていました。 その砂金を洗った泉が「金洗沢(かなあらいざわ)」とよばれ、それが金沢の地名になったといわれています。 現在の兼六園の「金城霊沢(きんじょうれいたく)」が、その泉だということです。

その由来に出てくる金は金沢を象徴するもので、金沢箔といい

金沢は国内の金箔シェアほぼ100%を誇る、まさに「金箔の街」なのです。そして、「金沢」という名がしめすように、金沢と金箔には深い関係があります。

その金箔を使用して筆と墨を使って書いた作品に膠で金箔を貼るのが“金澤書道”といいます。書道と言うと上手に書かなくてはいけないと思ってしまうので、中々挑戦しづらいと思うんですが“金澤書道”は字を書くだけではなく、金箔をどこに貼るかなどデザイン的要素も含んでいるので従来の書道より気軽に楽しんでいただけると思います。

金澤書道はどのようなことをするのか?

①書きたい字を選びます。夢や目標、座右の銘でもなんでもいいです。

②その選んだ字を色紙(しきし)台にカットした画仙紙(和紙)を使って

最初は筆と墨に慣れるために直線や曲線などの字を構成するために必要な

パーツをあそびの延長線で良いので練習して行きます。この時に上手く書こうと

は意識せずに自然体で良いので筆の動きを楽しんでください。

③筆を動かすのが楽しくなってきて、内側に余裕ができてきたら最初に選んだ字を書いて行きます。集中できたり、途切れたり、力が入ったり、緩めたりと書くことだけではなく色んな面から字を書くという行為にアプローチをして行きます。

何回も言いますが、楽しむと言うことが一番大事なので作業にならにように

毎回小さなことでも良いので意識をすることを大切にしてください。

④何枚か書いた中でお気に入りの作品ができたら筆に膠液をつけて、作品に金箔を貼っていき。金澤の印を押して終了です。

ワークショップはどのようなコースがあるのか?

1金沢の金箔を使って作品を仕上げるじっくりコース

このコースは字を書いて金箔を貼るだけではなく、作品を貼るための簡単なパネルも制作します。所要時間は「書く+金箔をはる+パネルを制作」で

大体1時間40分ぐらいを予定しています。

料金はお一人様5,000円からになります

2金の色紙(しきし)で作品を仕上げるまったりコース

金の色紙に何を書くかを考えてから色紙サイズにカットした和紙を使って字を練習する。

色紙は字のバランスが大切なので最初は均等に書いていき徐々にアレンジしていくと良いです。所要時間は「練習+金色紙に清書」で大体1時間40分ぐらいを予定しています。

料金はお一人様2,500円からになります。

3和紙に金墨汁で作品を仕上げるお手軽コース

金墨汁や墨で和紙に字を書くための練習をしてから、黒色の墨紙(ぼくし)に金墨汁で字を書いてから仕上げに金澤の印を押して完成です。

所要時間は「練習+金墨汁で墨紙に清書」で大体1時40分ぐらいを予定しています。

料金はお一人様1,500円からになります。

金沢に観光で来られた方もワークショップに参加しても良いのか?

はい!金箔や、金色紙、金墨汁を使った“金澤書道”は金沢ならではの体験コンテンツですので金沢に遊びに来られる際は是非体験していただけたらと思います。

体験をご希望の方は下記からご予約ください!

体験の予約はこちらから

金澤書道は海外の方でも体験はできるのか?

海外の方でも大丈夫です!海外の方には専用の予約フォームを作りましたので、

そちらから(日にち、時間、人数、コース)を入力して頂き当日予約した時間に

神那堂にお越しいただけたら体験ができます。

ワークショップの楽しみ方

書道用品店が考える筆と墨を使って楽しむワークショップは

道具に触れることから生まれる好奇心を大切に、端渓や羅紋硯などで墨を磨る行為や、いろんな筆を使って字を書くことで自分の中の好きが明確になります。これから書道を始める方やちょっとやって見たいと思う方まで、字を上手く書くコツは教えれませんが

道具の特性を活かした、楽しみ方のコツは教えられますので、お気軽にお越しください。

今後の展望

“書道用品店が考える道具を使ったワークショップ”はあまり皆さんが知らないような

書道用品を使ったワークショップの提案や、普段筆や墨などを使わない方でも楽しんでいただけるような主張ワークショップなどを行い、書道の楽しさを道具の視点からお伝えできたら良いなと思っております。

それではGood your Wrife!

Wrife=ライフ とは? life(生活)とwrite(書く)を掛け合わせた造語になります。

書き初めは難しくネガティブな気持ちが生まれるかもしれないけど、続けることで精神的なスペースが内側に生まれ、受動的な思いは変化し普段の生活や行動がポジティブに切り替わるきっかけを作る。全人類が幸せで平和な世界になりますように Good your Wrife