神那堂（かんなどう）の紹介！

神那堂はどんなお店なのか？？

神那堂は書道用品を販売しているお店になります。

筆・硯・紙・墨の文房四宝を中心に下敷きや文鎮などの小物類、和紙のハガキや便箋など販売しています。その他にも作品を入れるための額の販売、掛軸の仕立、石川県内の書道展への作品の搬入出や設営などを行なっています。

金沢城から見て西側にある野町というところにあります。近くには西茶屋や寺町などもあるので、当時の風情が書道用品店にはより一層の深みを与えてくれている場所です。春先や秋口などは西茶街から寺町を抜けて歩いてきていただけたら金沢の奥ゆかしさが感じられると思います。

金沢駅から来られる際は東口でタクシーもしくはバスでお越しいたくのが便利かと思います。

・タクシーの場合は駅から神那堂まで１５分ほどで着きます。料金はタクシー会社にもよりますが2000円前後で来られると思います。

・バスの場合は東口から２５分前後で着きます。料金は２１０円ぐらいです。

乗り口は東口バスターミナルので光丘住宅行き、南部車庫行き、鶴寿園行きに乗っていただき沼田町で降りていただけたら、徒歩５分ぐらいでお店に着きます。

どのような方がお客様で来られるのか？

お客様は主に石川県で活動されている書道家の方や書道教室を経営されている先生、

書道の愛好家などの方が多いです、

最近は金沢に観光で来られている海外の方や地元の大学に通う学生さんも来られます。

県内で開催される書道の展覧会の搬入出や会場の設営、年に一回の書道用品の展示会、子供の書道展の運営、現代の生活に合わせた書道用品の開発など、その他にも屋台でお団子の販売などもやっています。

過去のイベントはこちらのブログにまとめていますのでこちらをご覧ください。

筆は全国シェア率90%を誇る広島県熊野町産の筆をメインに、中国産と唐筆なども取り扱っています。筆は水書きボードで試し書きもできますので、自分にぴったりな筆を見つけていただけたらと思います。

紙は鳥取県の因州和紙、愛媛県の伊予和紙、京都の料紙など専門店でしか手に入らないもの取り揃えていますので紙のことでお困り方はお気軽にご相談ください。

墨は奈良県産の墨液と固形墨、埼玉県産の墨液と固形墨を取り扱っています。

硯は中国産の羅紋硯や端渓硯などを取り扱っています。

その他にも書道用品店では珍しい“きまちゃん”と言う可愛らしいマスコットと地元企業のコラボレーショングッズやきまちゃんの書道用品なども販売しています。

お客様が探ししているモノや表現したいことを聞きながら形にしていくこと。

その一つが知識です。紙といっても和紙から洋紙まで様々の紙があり、大きさも便箋やハガキなどの実用品から作品を書くための紙やパフォーマンス用紙まで幅広くあるなかで

お客様が求めているものを提案することが一つ専門的なお仕事だと思っています。

次に書道はお子様から大人の方までみんなが表現者であり、芸術家であるので、お話を聞くことや、こんなことを形にしたいって思われる方の背中をそっと押して上げることです。

表現者や芸術家は皆さん制作される過程では孤独な作業の連続なので、時に不安になることや選択に迷いが出ることもあります。それを近くで見守ることや時として不安な選択の時に背中を押すことで新しく見える世界もあるので寄り添いながら、一緒に表現したい世界を作っていくのも専門店ならではのお仕事だと思っています。

唯一無二な日本の文化に携わる職業なので、形は変わるかも知れませんが先人達が残そうと思った想いや、意味を次の世代に残すことが使命であり、そしてこの素晴らし文化を世界に広げて一人でも多くの方が笑顔になるコンテンツに昇華させることがミッションだと思っています。

その一歩としてスタッフの僕らが仕事を楽しむことが一番大切なことだと思っています。

あとは青少年の育成です。普段の業務を学生の皆さんと一緒に取り組むことで、僕たちが新し視点を獲得できたり、今後の課題を一緒に考えることで、アイディアを生み出したりと共に成長していくことが将来の書道であったり伝統文化の未来作り、そして世界に発信していく一歩になれたらと思っています。

それではGood your Wrife！

Wrife＝ライフ　とは？　life（生活）とwrite（書く）を掛け合わせた造語になります。

書き初めは難しくネガティブな気持ちが生まれるかもしれないけど、続けることで精神的なスペースが内側に生まれ、受動的な思いは変化し普段の生活や行動がポジティブに切り替わるきっかけを作る。全人類が幸せで平和な世界になりますように　Good your Wrife